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「子どもたちの農業体験グループ」の支援を通して、日本の「農業」と「食農教育」を応援しています!

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交流しよう!

全国から、かべ新聞の入選グループが集結!

 全国子どもファーム・ネット推進協議会では、毎年、かべ新聞による活動コンクールを行っています。

  かべ新聞は、田んぼの1年を記録したものや地元の特産品を調べたもの、お米や野菜を育てたり、販売までがんばった様子など、子どもたちの1年間のチャレンジが生き生きと表現されています。

  活動コンクールは、第一次審査で都道府県代表の入選グループが選ばれ、さらに第二次審査によって農林水産大臣賞、文部科学大臣賞などか決定します。

子どもファーム・ネット全国交流会

 平成21年度 全国交流会   平成20年度 全国交流会   平成19年度 全国交流会

小泉小学校(山梨県北杜市)が栄冠

日時:平成23年2月5日(土) 場所:東京・大手町の日経ホール

 全国交流会の当日は、活動コンクール(かべ新聞コンクール)の第1次審査で選ばれた37グループと各グループの応援団も含めた約300人が参加しました。

 

 かべ新聞コンクールには、全国149組の応募がありました。力作ぞろいの作品の中から予選を通過したのは37組。審査委員の先生たちに選ばれた農林水産大臣賞、文部科学大臣奨励賞、全国農業協同組合中央会会長賞、審査委員長特別賞の受賞計10グループが決まり、賞状や記念品が贈られました。

 

 農林水産大臣賞には、「企画性、自主性、表現性、発展性、継続性などすべての点において際立つ」という高評価で、山梨県北杜市立小泉小学校の「スマイルファーマーズ」が選ばれました。また、子どもたちによる投票で「子どもファーム・ネット大賞」5グループが決定しました。

農林水産大臣賞を受賞した「スマイルファーマーズ」
農林水産大臣賞を受賞した「スマイルファーマーズ」

1. 開会(かいかい)のあいさつ

 午後1時、主催者の全国農業協同組合中央会(JA全中)、来賓の農林水産省、文部科学省のあいさつでスタート。
 JA全中の伊藤澄一常務は「全国の子ども農業者、子ども科学者、子ども新聞記者が力を合わせたすばらしい作品が集まりました。周りの方に支えられながら、健やかに成長されることをお祈りします」と話しました。
開会式

2. かべ新聞セッション

説明・アピール

 着ぐるみ、農作業着、かぶりもの…。今年のセッションは、コスチューム率高し! 子どもたちは熱い、熱い40分間の“アピール合戦”を展開しました。
かべ新聞セッション
投票(とうひょう)

 子どもファーム・ネット大賞は「子どもたちの、子どもたちによる、子どもたちのための大賞」です。


 「私達の作品がどうか選ばれますように」。ドキドキの投票結果は…
投票
 

3. 交流会

 恒例となった「農業クイズ」。農家のお兄さん、お姉さんたち “うそつき名人”の中から、子どもたちが本当の答えを言っている人を当てるゲームです。

 「牛の胃はいくつあるでしょうか?」――1つ? 4つ? 6つ? 正解は4つでした。

 中学生の交流会では、実際の農業経営の話を聞きました。隣の人と自己紹介をし合い、「これからやってみたい夢」や「農業体験を通じて気づいたこと」を、それぞれ発表しました。

 「広い土地で野菜栽培をしてみたい」「県が違うと農業や文化が違う。古代のお米にびっくり」「職業としての農業の魅力が分かった」など、お互い刺激をされたようでした。

 協力してくれた全国農協青年組織協議会、JA全国女性組織協議会の役員のみなさん、ありがとうございました。


(上から)農業クイズ、お米券争奪じゃんけんゲーム、中学生交流会

4. 表彰(ひょうしょう)

農林水産大臣賞「スマイルファーマーズ」の代表

農林水産大臣賞

山梨県北杜市立小泉小学校
「スマイルファーマーズ」の代表

文部科学大臣奨励「福波小学校5・6年生」の代表

文部科学大臣奨励賞

島根県大田市立福波小学校
5・6年生の代表

JA全中会長賞「オロムシチャレンジキッズ」の代表 JA全中会長賞「6年大豆グループ」の代表

JA全中会長賞(3点)

北海道訓子府町立居武士小学校
「オロムシチャレンジキッズ」の代表

JA全中会長賞(3点)

山口県田布施町立麻郷小学校
「6年大豆グループ」の代表

JA全中会長賞「オロムシチャレンジキッズ」の代表

JA全中会長賞(3点)

埼玉県春日部市立「東中学校」の代表

審査委員長特別賞「青砥どんぐり保育園」の代表 審査委員長特別賞「いそべ小学校2年生チャレンジ学年」の代表

審査委員長特別賞(5点)
幼稚園・保育園部門

社会福祉法人博栄福祉会
「青砥どんぐり保育園」の代表

審査委員長特別賞(5点)
小学生部門

新潟県糸魚川市立磯部小学校
「いそべ小学校2年生チャレンジ学年」の代表

審査委員長特別賞「豊岡チャレンジキッズ」の代表 審査委員長特別賞「ありがとう学級」の代表

審査委員長特別賞(5点)
小学生部門

豊岡市立新田小学校 豊岡市立小野小学校
「豊岡チャレンジキッズ」の代表

審査委員長特別賞(5点)
中学生部門

愛知県豊田市立逢妻中学校
ありがとう学級「ありがとう農園」の代表

審査委員長特別賞「米米クラブ」の代表 子どもファーム・ネット大賞「三好ファームクラブ」の代表

審査委員長特別賞(5点)
中学生部門

和歌山県印南町立稲原中学校
「米米クラブ」の代表

子どもファーム・ネット大賞(5点)

青森県五所川原市立三好小学校
「三好ファームクラブ」の代表

子どもファーム・ネット大賞「川路保育園」の代表 子どもファーム・ネット大賞「川辺小学校5年1組」の代表

子どもファーム・ネット大賞(5点)

長野県飯田市立川路保育園の代表

子どもファーム・ネット大賞(5点)

長野県上田市立川辺小学校
「5年1組」の代表

子どもファーム・ネット大賞「平米育成クラブ」の代表 子どもファーム・ネット大賞「柿っ子」の代表

子どもファーム・ネット大賞(5点)

富山県高岡市立平米小学校放課後学級
「平米育成クラブ」の代表

子どもファーム・ネット大賞(5点)

奈良県五條市立西吉野中学校
「柿っ子」の代表

5. 全員で記念写真

 最後に記念撮影。賞状を持っているのは表彰された受賞グループです。

記念写真

受賞グループ一覧はこちら  平成21年度 全国交流会

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子どもファーム・ネット全国交流会

画像をクリックすると拡大画像がみれるよ!

今村奈良臣審査委員長・審査講評(総論)

  審査基準の「自主性」「企画性」「地域とのつながり」「表現性」「継続性」を考慮して選定しましたが、全体を通して、年間を通じた農業体験を様々な切り口で壁新聞に集約しており、「企画性」「表現性」に関しては、昨年以上にレベルの高い作品が増えています。


  特に、稲作体験に加えて、地域特産の野菜等をテーマに取り上げたり、大豆等の農産物の加工や販売に着手した体験を掲載した作品も増えているほか、農業体験を通じて「地域環境」「生物多様性」「自給率」に関する問題を提起する等、農業を通じて地域社会を探求しようとする姿勢が伺えます。


  また、今年度の特徴として、全国的に猛暑が続き児童の熱中症や日射病を防ぐため、農業体験学習の活動を自粛した団体が多く壁新聞の作製にいたらず、応募を見送った学校が少なくありませんでした。全国的に農業体験学習の日程を確保することが難しい中で、こうした素晴らしい作品を応募頂いた関係者に感謝申し上げます。


「小泉スマイル新聞」

 

  「福波食人瓦版」

【審査講評】
  企画性、自主性、表現性、発展性、継続性などすべての点においてきわだって優れている。「ぼくたちの給食はすごい―安心、安全、エコ」をタイトルに「自給率アップのかぎは地産・地消」の方向性を示しつつ、多様な農産物づくりに取り組みながら、地域から学び、「手をかけた分だけ美しい花が咲く」「売り切った時の達成感―これがやりがい」など自己形成がすばらしく表現されている。働くことの充実感や達成感などの喜び、そして、様々な苦労や工夫がある本物の農業体験の新聞になっている。

 

【審査講評】
 年間の農業体験や食の体験活動を「つながる」「アイディア」「チャレンジ」の3つのテーマにまとめて工夫している。地域の田んぼで米を育て、それでおにぎりを作り、運動会に持って行くなど、食と農の体験が学校全体の教育活動に広がっているのはよい工夫である。米作りを中心に、米のアイス作り、自分だけのクレープ作りなど、たくさんのチャレンジをしている過程が美しいポスターとして表現されている。

全国農業協同組合中央会(JA全中)会長賞 (3点)

「まぼろしのカレーすごろく新聞」

 

「我家のビタミンプチミニシリーズ」

 

「大豆物語」

 

【審査講評】
  「カレーすごろく新聞」の名の通り、野菜作りから、それを使ったカレー作りまでの一連の過程が「すごろく」でまとめられている。一枚一枚のカードも観察、発見、気付き、願いなどが書かれていて、子どもたちの活動の様子がよく表現されている。特に、新聞紙面全体がよくまとまっている。今年は養蜂と玉ねぎに取り組んだが(毎年テーマを変えている)、苗作りから食べるまでに至る過程を地域の皆さんに教わりつつも、素晴らしい表現力で描いている。

【審査講評】
  中学生の農業体験が、学校はもとより地域にも広がって、学校や地域の生活が明るく豊かになっている様子がうかがえる。環境標語は機知に富んでユニークであり、中学生らしい活動と内容になっている。都市化の中の農業、農産物作りという発展性がポスターに表現されている点は評価できる。LEDを始めとする各種電球の環境負荷についての比較調査をふまえての、水と光エネルギーを使った野菜栽研究は、都市部の中学生ならではの研究発表と言える。

【審査講評】
   大豆の土作りから収穫した大豆を食べるところまでの過程を9つのコマにして新聞の中心に配置し、その両脇に活動の様子を掲載しているのはダイナミックで人目を引く作品に仕上がっている。また、石臼の文様、大豆の歴史、大豆の用途など、よく観察したり調べたりしている。「大豆に感謝!」という力強い噴出しや、「リサイクルで大豆を育てる」「石臼できなこ作り」などの貴重な体験を含め、「感動シーン」としてまとめていることに共感できる。


審査委員長特別賞(5点)

「すごろくしんぶん」

 

「チャレンジばたけ新聞」

 

「黒米新聞」

 

【審査講評】
  先生や地域の人と米作りをする中で生まれた幼児の言葉をよく拾って新聞に掲載している。「先生、きて、きて」「先生、どうして・・・」のように、幼児の驚き、純粋な疑問、無邪気な感動など、生き生きと農業体験をした幼児の様子がよくまとめられている。どの場面も笑顔であふれ、農業体験の楽しさが伝わってくる心あたたまる作品。

【審査講評】
  紙面を「野菜作り」と「作った野菜で料理」の2つに分けてダイナミックに構成している。13種類もの野菜を育てたり、素朴だけれども美しい野菜の花を楽しんだりするなど、生き生きと楽しく活動した様子がよく表現されている。 農業体験から生まれた「もったいない」という気持ちが、ニンジンやダイコンの葉をふりかけにするなど、野菜を無駄なく使うエコ料理へ発展したことに成長を感じる。大松葉やいものくきまで食べられることを知った喜びなど貴重な発見だと思う。

【審査講評】
   古代米の栽培をしながら、古代米の特長を調べる、今の米と比較する、生き物調査をするなどの研究的に活動を工夫して、体験と研究をよく関連付けて行っている。昔体験もして、今とのつながりなどにも気付いている。地域の人や組織と豊かな交流のある体験活動になっている。コウノトリの住む自分たちの地域の環境を守っていこうとする次世代の頼もしさが読み取れる。


「ありがとう農園」

 

「稲中農園新聞」

 

 

【審査講評】
  米、野菜、ブドウ、イモなどを栽培し、瓶詰め製品を作ったり、さらに、交流館のバザーに参加してブドウを販売したりするなど多様な活動を豊かに行っている。これらの活動の様子は、農産物やそれにかかわる人たちへの感謝の気持ち、「ありがとう」のテーマを掲げたまとまりのある紙面の構成になっていて、楽しい体験活動の様子が伝わってくる。

【審査講評】
  食と農に関する多様な活動と、これに関する調査でまとめた、メッセージ性の高い新聞になっている。紙面中央には、農業の特質を端的に示す「伝」のテーマが掲げられ、また、しっかりした文字と文章で作られている。地域や家庭との交流・連携、経験の積み重ねが必要であるなど、農業の大切な役割にも関心が向けられている。校内だけの農業体験にとどまらず、農産物にまつわるアンケートやイベントをつうじて、意識的に家庭(保護者)や地域を巻き込む手法はさすが中学生だ。立体的な新聞の構成、レイアウトもその意図が明確に示されていて、訴える力が強い新聞だと思う。

 
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