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豚を食べる日「風菜に感謝」/東京都練馬区立八坂中学校
練馬区立八坂中学校
学校・その他
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東京都
平成21年10月
東京都練馬区八坂中学校の生徒は9月25日の給食でハンバーグを食べました。いつも食べているハンバーグとは少し違います。材料となったのは、農家の白石好孝さんがみんなの代わりに育ててくれた豚の風菜(ふうな)の肉だからです。かわいかった風菜を思うと、いつものハンバーグを食べるのとは気持ちが違い、「残さず食べよう」と思いました。そして、だれも給食を残しませんでした。「ごちそうさま」も、きちんと手を合わせていつもより少し時間をおいて言いました。
風菜は「トウキョウX」というブランド豚で、おいしい肉が取れる豚として知られています。食べられるために生まれてきた豚です。
風菜の肉のハンバーグを食べる前は「風菜ちゃんだ」と思って食べることに抵抗を感じる生徒も少なくありませんでした。「何も言われずにハンバーグを食べる方が良かったかもしれない」と思ったりもしました。5月に白石さんのところへ来た風菜は、まだ子豚だったのです。名前を呼ぶとブーブー鳴いて寄ってくる、とても愛くるしい豚でした。
でも、白石さんは言います。「食べてもらうために生まれ、育てられた動植物の命は、人間がその命に感謝して大切に食べてあげることによって命をまっとうするのです」。
食べてみると、「いつも食べているハンバーグより少し甘かった」「自分の中で一番命を大事にして食べたものなので、とてもおいしく感じた」と、風菜はみんなの気持ちを満たしてくれました。ハンバーグがおいしかったのは「(風菜を提供してくれた)澤井さんや白石さんが愛情込めて育てていたから」と感じた生徒もいました。
給食を作った調理師も「こんないい肉を使えるなんてありがたい。作りがいがある」と、腕を振るいました。学校のみんなが風菜に感謝した1日でした。
![]() 八坂中学校の給食で出されるため、 出荷される豚の風菜 |
![]() 各教室に農家の白石さんから届いた手紙 |
![]() 豚の風菜の肉を使ったハンバーグがメインの給食 |
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